初の試み!
京都大学およびUCLAにて映画『THE COVE』への反論となる作品『Behind THE COVE』の上映・討論会が決定!

日本のイルカ漁を題材にし、アカデミー賞を受賞した映画『THE COVE』は、公開から7年が経過した現在も高校や大学機関などで教材として使用されるケースが少なくない。
長年におよび袋小路に入ってしまい国際的批判が高まるばかりで、なかなか解決策を見いだせないままの捕鯨問題。

しかし、捕鯨問題について日本サイドの主張も盛り込んだドキュメンタリー映画『Behind THE COVE』を配給する八木フィルムは、かねてより日本およびアメリカの大学から問合せを受けていた。
このような流れの中、このたび日本の京都大学とアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が学内での『Behind THE COVE』上映会を開催することとなった。
また初めての試みとして、捕鯨賛成・反対を問わず誰でも参加できるオープンスタイルでのフリーディスカッションも併せて実施する。

 なお上記の2大学に加え長年UCLAに様々な貢献されてきた名誉教授の故ポール一郎テラサキ博士が設立し、医学研究及び日系文化活動の中心であるThe Terasaki Nibei Foundationでも上映される。

意見が二分され国際的な論議になりやすい捕鯨問題だが、京都大学の参加者は野生動物の保護に関心の高い留学生が主体となり、またアメリカでも捕鯨反対派が多く参加されることが予想される。
当日は八木景子監督がトークイベントおよびQ&Aに参加する。
いずれも入場は無料、意見交換会はどなたでも自由に参加できる。日程は以下の通り。

1)京都大学: 6月3日(土) 2)UCLA: 6月14日(水)
3)The Terasaki Nibei Foundation: 6月17日(土)

なおiTunesでは英語圏に向けて2017年6月中旬、Netflixでは世界中に向けて各言語で同年8月下旬に配信を予定しており、世界的波紋を呼ぶ前の大きなキックオフとなる。
このような形で日本からの反論を海外に持ち込み、討論会を行うのは今までに例のない試みだ。

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