『メッセージ』新巨匠がばかうけの影響を告白!メッセージ映像
アカデミー賞8部門ノミネートを初め、世界中で驚きと称賛をもって迎えられたSF感動作『メッセージ』(5月19日(金)公開)。巨大飛行体から人類が受け取った美しくも哀しいメッセージと、娘を亡くした言語学者ルイーズ(演:エイミー・アダムス)の切なすぎる決断に全世界が涙し、世界各国でリピーターが続出している。そんな本作の日本公開を間近に控え、メガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督から“日本のためだけに”メッセージが到着した。
本作は、優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を初め、名だたる文学賞を数多く受賞している米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に誕生した感動作。そして、“絶対に映像化不可能”と言われたこの作品を映画化した人物こそ、独創的なストーリーと映像センスで注目を集めるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だ。
本作で自身初のアカデミー賞作品賞・監督賞ノミネートを果たし、『ブレードランナー 2049』や『デューン/砂の惑星』の続編に大抜擢されるなど、 今後のハリウッドを担う“あらたな奇才”として期待されるドゥニ監督。
そんな彼が、本作の公開を今か今かと待っている日本のためだけに“メッセージ”を送ってくれた。解禁となった特別映像は「“ばかうけ”から影響を受けた」という“ハリウッドの新巨匠”からのまさかの告白でスタート。さらに、誰もが気になる“感動のラスト”を楽しむための秘訣も伝授している。
飛行体ビジュアルが解禁されて以来、日本のネット上では[もうずっとばかうけ」にしか見えない][ばかうけがついに映画化されたと聞いて][ばかうけにタイトル変えたらいいと思う]と話題になっていた。映像ではそんな声に敬意を表して「親愛なる日本の皆さん」と語り始めるドゥニ監督が、「ご推察の通り宇宙船のデザインは“ばかうけ”に影響を受けた。本当だよ」と、驚きのジョークを披露している。実際には、太陽系を公転する実在の小惑星を参考にし、「地球上にはないイメージで、人間には計り知れないように見せたい」というこだわりによってデザインは誕生した。しかし、自信を持って生み出した形が遠く離れた日本では“誰もが知るお馴染みのお菓子”だったという衝撃の事実と、ネットの盛り上がりに応えて、注目作を次々と手掛ける監督とは思えない茶目っ気たっぷりな一面を見せてくれたのだ。
さらに続く映像では、ドゥニ監督が一変して真面目な表情に。そして、“ばかうけ”飛行体のイメージからは予想もできない“感動のラスト”への秘密を教えてくれている。主人公のルイーズは“娘を亡くした”言語学者であり、突如飛行体で現れた“彼ら”と対話を試みる人物。彼女が“人類に送られたメッセージ”の真相に迫ることで、ストーリーは“世界絶賛のラスト”へ展開していくのだ。そんな本作を楽しむためには、「ルイーズのように作品を直感的に捉えどんな些細な事も見逃さないことだ」と、監督は公開を心待ちにする日本の観客に向けて“メッセージ”を送ってくれた。
先月には来日も果たしたドゥニ監督は、日本でもその注目度が急上昇中。
イベントでは樋口真嗣監督(『シン・ゴジラ』)、前田真宏監督(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』)ら日本の有名監督たちが熱狂ぶりを見せ、さらに先日には次回作『ブレードランナー 2049』の最新予告映像が解禁されるや否や、ネット上で[ドゥニ・ヴィルヌーヴは凄い]、[今もっとも冴えている監督]、[ハリウッドの未来は託した]という称賛の声も上がっている。そんな“大注目監督”からの特別メッセージに、日本中が大興奮となること間違いなしだ。
もはやドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の公認となった“ばかうけ飛行体”の圧倒的インパクトと、そこからは想像もつかない“誰も観たことがない感動のラスト”は必見。日本をザワつかせる本作の公開が近づくにつれ、観客の期待はますます高まっていく!