あの『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ世界中の女性から憧れの的となったアン・ハサウェイ。あれから9年、今度はアンがニューヨークのファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』のいまだに勢いが止まらない!幅広い客層、落ちの低い興行から、今年を代表する社会現象映画となってきている。
そして、本作が11月14日(土)に興行収入15億円を突破した。公開日36日目にしての快挙となり、『プラダを着た悪魔』は公開日37日目(先行公開含む)にして15億突破だったので、『プラダを着た悪魔』より1日早く『マイ・インターン』は突破したことになった。

洋画ではシリーズ、リメイク、原作の実写化、史実が多い中、完全オリジナル映画として『マイ・インターン』は大ヒットとなっている。65歳のハリウッドでも稀有な女流監督ナンシー・マイヤーズがシニアの底力をベンで魅せ、働く女性の声をジュールズに代弁させ、働く女性とシニア層に敬意を払った内容が、映画ファン、デニーロファンの男性も含め、幅広い客層の観客の共感を呼んでいる。

芸能人からも本作を鑑賞した感想が、続々と寄せられている。北斗晶さん佐々木健介ご夫妻、タレントの筧美和子さん(フォロワー700,666人)、NMB48,AKB48渡辺美優紀さん(フォロワー476,132人)、NGT48北原里英さん(フォロワー410,133人)、秋山成勲さんなどが本作を鑑賞したことをブログやTwitterにあげるなど、幅広い世代で引き続き話題が続いている。

11月15日(日)迄 観客動員数:1,160,725人 
興行収入:1,535,440,600円  (※公開日10月10日(土))

 北斗晶さんは夫婦で『マイ・インターン』を鑑賞したことをブログに載せ、本作を夫婦で楽しんだ様子をつづっている。「本当に良かった〜〜〜。働く女性、リタイヤしたけどまだまだ働ける年配の人、悩みとかつまずきって誰にでもあるんだな〜って。凄く心に響く映画でした」と大絶賛。それぞれの世代で誰もが持つ悩みに、深く共感したようだ。

本作はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの初共演最新作。若き女性CEOジュールズの元に会社の福祉事業として70歳のシニア・インターンのベンがやってくる。ベンは、最初は会社の中でも疎まれたものの、次第にその人生経験に裏打ちされた誠実な人柄や仕事ぶりに頼りにされるようになる。そんな中、ジュールズに人生最大の試練が訪れるというストーリー。どんな世代の人でも共感でき、レディースデイも好調な本作。一体どこまで数字を伸ばすのか期待したい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa