この度、竹野内豊主演最新作が、8月22日(土)より全国ロードショーとなります。本作で“長男”役を演じるのが、「MEN’S NONNO」専属モデルとして活躍し、役者としても成長著しい坂口健太郎だ。『シャンティ・デイズ365日、幸せな呼吸』(14)、『娚の一生』などを経て、6月には出演作『予告犯』、『海街diary』が立て続けに公開、9月には『ヒロイン失格』、10月には『俺物語』など、今年だけでも5本の出演作が公開となる、いま最も注目が集まる若手俳優と言っても過言ではないだろう。

なぜ今、坂口健太郎なのか?実は今巷で大人気の“塩顔”イケメン男子の火付け役として知られているのだ。「塩顔」とは、「ソース顔」よりもすっきりとした印象の「しょうゆ顔」を経て、さらに薄いあっさりした和風の印象の顔のことで、坂口健太郎のほかにも、綾野剛、フィギュアスケートの羽生選手などが「塩顔」の代表格としてあげられる。本作では、長男・淳を演じ、まわりにとけ込む自然な優しさ、瞬発力のある芝居などポテンシャルを秘めているという理由で起用されたという。裕福な家庭に育ちながらも、優秀な弟といつも比べられ、ダメ長男とレッテルを貼られた複雑な役どころを見事に演じきった。是非その演技にも注目してほしい。

坂口さんコメント:
●塩顔と言われていることについてどう思われますでしょうか。。。?
最初はビックリしましたが、言い得て妙だなと。僕自身も顔が薄い方だと言われていたので(笑)、でも醤油顔とか砂糖顔とも言われます、、なんでもいいんだろうなと思いました笑

●アットホームにご出演したのは映画何本目?
2本目だと思います。

●撮影中にどんなことを思われましたか?
世間でいうと非日常ではあるけれど、淳の中ではそれがで普通で、家族のため、自分の大切な存在のためにはそれが当たり前なんだなと。

●出来上がってどう思われましたか?
題名はat home 、なんだかあったかい名前で、でも作品の中ではハードなシーンも出てきたり、目をそらしたくなる部分も出てきます。けれど僕はすごくあたたかい作品で、見た人の、大事な存在に気づかせてくれる作品だと思いました。

その一家は、どこにでもある普通に幸せそうな家族。しかし彼らは、決して振り返りたくはない過去を持つ、偽装家族。さらに父・和彦(竹野内豊)は泥棒、母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口健太郎)が偽造職人で、長女・飛鳥(黒島結菜)とまだ幼い次男・隆史(池田優斗)も「犯罪で生計を立てていること」を知っていた。なぜ、5人は危ない橋を渡る歪な関係を選んだのか?このリスキーな生活もついに綻びが生じ、母親が監禁され誘拐されてしまう事態に発展する。

DREAMS COME TRUEの名曲を映画化した「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」の蝶野博監督が、原作の映画化が相次ぐ人気小説家本多孝好の珠玉の短編小説「at Home」を映画化した本作。メインキャストの5人の他にも、國村隼や板尾創路、千原せいじ、村本大輔など豪華で個性的な面子が映画を盛り上げる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa