幻のデビュー作ほか60作品
6月27日（土）〜8月14日（金）
　角川シネマ新宿にて一挙上映！

この夏は、若尾作品に夢中！
最高の出会い ＝“青春”がここにある！

テーマは“青春”！本映画祭のタイトルは、『若尾文子映画祭 　青春』に 決定！
　“青春”とは、かけがえのないものであるが、その気になれば、誰にでも何度でも訪れる最高の瞬間。世代問わず、若尾文子作品を通じて夢中になれる映画をスクリーンでおもいっきり楽しんでほしい。という願いが込められている。

巨匠に愛され、名優との共演により、珠玉の傑作を残し今なお輝き続ける女優・若尾文子。
　幻のデビュー作『死の街を脱れて』（52）の他、代表作計15本を初デジタル化！
　急病で降板した久我美子の代役としてスクリーンデビューした『死の街を脱れて』の他、名コンビとして知られる増村保造監督とタッグを組んだ『青空娘』『妻は告白する』、川島雄三監督『しとやかな獣』、吉村公三郎監督『越前竹人形』など計15作品を初デジタル化！

＜初デジタル化作品＞
『青空娘』 『妻は告白する』『清作の妻』『卍』『華岡青洲の妻』『最高殊勲夫人』（増村保造監督）
『浮草』 （小津安二郎監督）　　『ぼんち』（市川崑監督）　　『赤線地帯』（溝口健二監督）
『しとやかな獣』『女は二度生まれる』（川島雄三監督）　　『越前竹人形』（吉村公三郎監督）　　『女系家族』（三隅研次監督）　　
『死の街を脱れて』（デビュー作／小石栄一監督）、『十代の性典』（島耕二監督）

＜名優との共演作＞
◆ 市川雷蔵・・・『ぼんち』『華岡青洲の妻』『初春狸御殿』など
◆ 勝新太郎・・・『初春狸御殿』『美貌に罪あり』
◆ 田宮二郎・・・『女系家族』『「女の小箱」より夫が見た』 など

映画会社（大映→KADOKAWA）公認の若尾文子映画祭は初！ 60作品を一挙上映！
　大映の専属女優だった若尾文子。過去に名画座での上映は何度かあったが、映画会社公認の映画祭開催は初めて。約160本の出演作の中から、前代未聞の計60作品を一挙上映！

増村保造監督　『青空娘』の写真が、本映画祭のメインビジュアルに！
　和製シンデレラ物語として、オードリー・ヘプバーンのようにキュートな若尾文子が見られる、増村保造監督と最初のタッグを組んだ『青空娘』。まぶしい白いブラウスに、信じられないほど細いウエスト、Aラインの揺れる鮮やかな赤のスカートを身にまとう“あやや”は今どき女子のファッションの参考になるほどのキュートさ。今回の映画祭のポスターにも選ばれた。

「若尾文子映画祭」公式HP　http://www.cinemakadokawa.jp/ayakoseishun/　

執筆者

Yasuhiro Togawa