1945年、第二次世界大戦下ヨーロッパ戦線を舞台に、たった一台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた、5人の兵士たちの絆を描く今冬最大の戦争アクション超大作『フューリー』が、今年11月に全国超拡大公開となります。

そして今回、『フューリー』で部隊を率いるリーダー、ウォーダディーを演じるブラッド・ピットと、シャーマン戦車の副操縦手を務める新兵、ノーマン役として鮮烈な演技を見せるローガン・ラーマンの2ショット画像が到着いたしました。

ブラッド・ピットが脚本に惚れ込み出演を熱望した兵士ウォーダディーは、戦車部隊のリーダーとしてチームの軸となる重要な人物。デヴィッド・エアー監督が書き下ろしたオリジナルのキャラクターについて、プロデューサーのジョン・レッシャーは「ウォーダディはとても興味深いキャラクター。開戦以来ずっと戦車部隊の指揮にあたり、グループの結束を図ってきた。しかし心に傷を負った複雑な男でもある。また自分の持てる知恵をノーマンに惜しみなく託す気でいる。とても魅力的な男で、今までにないタイプの人物だ」と解説する。戦いの中で生きてきたベテラン戦士ウォーダディーと若き新兵ノーマンが過酷な戦場で築いていく絆は物語の真髄となっている。

戦場に怯える新兵を演じるローガン・ラーマンは、「ブラッドとの共演は素晴らしい経験になった。以前から彼の大ファンだった。俳優として出演した作品や選んだ役柄に影響を受けた。身近にいて、彼の献身ぶり、素朴な態度、たゆまぬ努力に驚かされた」と、劇中でのウォーダディーとノーマンの関係性同様、多くのことをブラッド・ピットから学んだという撮影現場について振り返っている。
今回公開された2点の画像は、ウォーダディーがノーマンに檄を飛ばしている劇中カットと、デヴィッド・エアー監督を挟んで、ブラッド・ピットとローガン・ラーマンが会話を交わすメイキングショット。劇中で屈強でブレないリーダーを演じたブラッド・ピットと、『パーシー・ジャクソン』シリーズ2作品(10,13)、ラッセル・クロウと共演した『ノア 約束の舟』(14)などを経て、『フューリー』で俳優としてのブレイクが予感されるローガン・ラーマン。同じ部隊の兵士としての演技でも、撮影現場で俳優としても、深い“師弟の絆”で結ばれた2人の真摯な姿に、是非注目していただきたい。

『フューリー』は11月28日(金)TOHOシネマズ日劇他全国超拡大ロードショーとなります。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52877

執筆者

Yasuhiro Togawa