昨年8月31日(土)より劇場公開し、観客動員数77万人、興行収入10億円突破、興行収入ランキング7週連続トップ10入りを果たし、日本中が涙した大ヒットアニメ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。劇場公開から1周年を記念して、8月31日(日)に作品の舞台である埼玉県秩父市で『あの花夏祭inちちぶFinal』 が開催されました。

当日は、予想をはるかに上回る15000人ものファンが参加(秩父市発表)し、イベント会場には3000人を超える人々が来場しました。本間芽衣子役:茅野愛衣、安城鳴子役:戸松遥、鶴見知利子役:早見沙織の開幕宣言とともに幕を開け、キャスト・スタッフによるトークショーでは長井龍雪監督、脚本を担当した岡田麿里、キャラクターデザインを担当した田中将賀も登壇。この6人がイベントで一堂に会するのは今回が初となります。トークでは登場人物たちのその後についての話しや、タイトル命名についてなど、今だから聞ける裏話が語られ会場は大盛り上がり。最後には“あの花に贈る感謝の言葉”としてファンからの手紙が登壇者により読み上げられ、会場では感動のあまり涙する人も続出しました。

その後、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のリバイバル上映が開始、上映後のライブで、名曲「secret base〜君がくれたもの〜」が茅野、戸松、早見の3名から披露されると、会場の熱気は最高潮に達し、参加者全員が合唱する歌声が会場外にまで響き渡りました。その後、長井監督、岡田、田中が再び登壇し、ファンに向けて感謝の意を述べました。

さらになんと、このイベントの最後には『あの花』チームが贈る、新たなプロジェクトが始動することが発表されました!待望の新作は、監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀が、『とらドラ!』、『あの花』に続き再びタッグを組むもので、『あの花』に続き秩父を舞台に描かれる「青春群像劇」第2弾の劇場版完全新作オリジナルアニメーションとなります。(制作:A-1 Pictures/配給:アニプレックス/製作:アニプレックス・フジテレビジョン) 公開は2015年を予定。またこの発表を受け、9月1日(月)より『劇場版 あの花』の公式サイト内にて謎の「玉子」のイラストとともに本作の特設ページが公開されています。
http://www.anohana.jp/

新プロジェクト発表後、夏の終わりを告げる花火が打ち上げられ、感動と共にイベントは幕を閉じました。まだまだ、謎に包まれた新作の今後の行方に乞うご期待です。

長井龍雪監督 コメント

また3人で作品を作ることになり、嬉しく思います。『あの花』のように、沢山の人に愛される作品を生み出せるよう頑張ります。楽しみにしていて下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa