ベン・アフレック監督第3作目となる映画『アルゴ』。様々な国際映画祭での上映を受け、世界の映画人から「本年度屈指の傑作」と賞賛を浴びていた中、10月12日に全米公開を迎え、初登場は第2位でのスタートを飾りました。公開後も多くのメディアからの賛辞が寄せられ、ウォール・ストリート・ジャーナル誌では「ハリウッド映画がいかに面白いかを忘れてしまった人は『アルゴ』を見るべき」、エンターテイメント・ウィークリー誌では「ベン・アフレックによるサスペンス満載で巧妙に作られた実話に基づくスリラー『アルゴ』は、政治的核心に触れつつも娯楽作であるという稀な映画である」といった評価を受けております。
また、歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク(https://twitter.com/jtimberlake/status/256563997158035457)や『ミッション:8ミニッツ』や『月に囚われた男』の監督であるダンカン・ジョーンズ(https://twitter.com/ManMadeMoon/status/257020716178878464)も自身のTwitterで絶賛するなど業界関係者の関心も高まり、アメリカの人気レビューサイトRotten Tomatoes(http://www.rottentomatoes.com)でも”Fresh!”の好評価を95%のユーザーがつけているなど、一般観客からの評価も公開週から上昇しております。
こうした高い評価を受け、10月15日から18日のウィークデイには長く興収ランキングトップにいた『96時間 リベンジ』を抜き1位をキープし、週末も前週に引き続き2位と好調をキープしております。他の上位作品が軒並み前週比が30〜40%となる中、14.6%の減退に止まり、ベン・アフレック最大のヒットとなる1億ドル突破の可能性もあると本国では報じられています。
『アルゴ』は10月20日に開幕した東京国際映画祭にて「特別招待作品」として10月22日に上映され、10月26日(金)、全国ロードショーとなります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa