開催中の韓国・第14回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭の企画マーケット・NAFF2010（Network of Asian Fantastic Films）の受賞結果が発表された。
本年は、日本から2作品を含む15プログラムが参加した。
昨年は、現在公開中の入江悠監督「ＳＲ サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム 」（企画名称：椿姫）が参加している。

審査員は、
マイク・マカリ（映画プロデューサーで日本のホラー映画「The Ring」米国のリメーク版などを担当。）
ティム・クォック（現在、岩井俊二監督のホラー映画の「Vampire」などのプロデュース）
市山尚三（東京フィルメックスのプログラム・ディレクター）
キム・ジョナサン（脚本・監督、ダインフィルム代表）

主な結果は、以下のとおり
●富川賞|
「Camera」（監督：ジェームス・レオン、出品国：シンガポール）
●NAFF賞|
「Smile For Me」（監督：ダニエル・チャン、出品国：香港）
●KBAS賞|
「No Excuse」（監督：KIM Guang Tae、出品国：韓国）
●Gyeonggi Performing and Film Commission Award
「Personality Vending Machine」（監督：チョ・リー、出品国：台湾）
※ Industry Program – Spotlight Project
●ポストプロダクションサポート賞|
「AM 11:00」（監督：SHIN Terra、出品国：韓国）
「Berandal」（監督：Gareth Huw EVANS、出品国：インドネシア）

受賞者には、総額24,000,000ウォンとポストプロダクションのサポートを得られる。

執筆者

Yasuhiro Togawa