他人に自分の思い通りの記憶を植え付ける…。そんな特殊能力があったらいいなと思った事がある人は多いのではないか。現在、11月7日(土)からの新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国での公開を控えている映画『PUSH 光と闇の能力者』では、タイトルにもなっている“プッシュ”(他人に異なる記憶を押し込む)という能力を備えた“プッシャー”という超能力者や、“ムーバー”(念力によって物体を遠隔操作する)、“ウォッチャー”(未来を予知する)などさまざまな能力を持つ超能力者が登場する。

そもそも『PUSH 光と闇の能力者』の原案は、第二次世界大戦に続く数年の間に、アメリカ軍が出資をした“スターゲート計画”を基にしている。この“スターゲート計画”とは訓練によって、超能力者を育成し、スパイとして情報収集をしていたという歴史的事実である。映画公開に際し、日本にもそのような能力者がいるのではないかということで捜索したところ、すばやく人の考えをすりかえる事が出来るという“プッシャー”の能力をもつ人物が存在する事がわかった。その名も、閃光の催眠術師こと、十文字幻斎(じゅうもんじげんさい)。

今回は、和製プッシャーである幻斎さんに是非、プッシュされたい!という熱烈な要望により「週刊少年マガジン」の中の大人気連載「もう、しませんから。」の漫画家である西本英雄先生がプッシュされる体験をする!という企画が実現した。
幻斎さんが、西本先生の目を見つめ“プッシュ”すると、コーヒーを生ビールと思ってしまったり…。自分を裸だと思ってしまったり、ペットボトルを自分の何よりの宝物だと思い込み、奪われそうになるとキレ出したり、と我々の考えられないスピードで次々と記憶を変えていき、周りの人々を翻弄していく姿は、まさに映画の中に登場する“プッシャー”の能力そのもの。

実際に記憶をプッシュされた映画会社の者は、頭の中では分かっているが、目を見ると自分の考えと違う事をしてしまう、という驚きの体験を告白した。映画の中でも“プッシャー”たちは記憶を支配したい人の目を見て相手に違う記憶を“プッシュ”すると言う、正に幻斎さんと全く同じ方法で能力を発揮していた。この驚愕体験の全貌は11月11日(水)に発売の週刊少年マガジンで連載中の「もう、しませんから。」をお楽しみに!
十文字幻斎さんは今後催眠ショーも実施予定!

映画『PUSH 光と闇の能力者』は11月7日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にてロードショー!

作品の詳しい情報は、公式HP:http://www.push-movie.jp/へ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa