大阪発のヨーロッパと日本を結ぶ文化の祭典、大阪ヨーロッパ映画祭は今年も多彩なプログラムをご用意し、約1ヶ月にわたり、大阪府下約10ヶ所にて開催します。(14回目を迎える本年はメイン会場をリサイタルホールへと移し、ますますご参加頂き易くなりました。本年もヨーロッパの芸術を、大いにお楽しみください!

リサイタルホール
http://www.oeff.jp/-171-Premiere-Screening-2007-.html

**◆◇ ヨーロッパ最新映画プレミア上映  ◆◇**

ヨーロッパ各国より選りすぐった最新映画を初上映いたします。今年は長編映画11本を上映。多彩なラインナップで、新たなヨーロッパの「今」を感じて頂けます。

昨年のカンヌ国際映画祭で主演男優5人全員が最優秀男優賞を受賞した「デイズ・オブ・グローリー」をはじめ、2006年ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞作品「クロスロード」などを含む、世界各国で話題となった秀作の数々をいち早く、大阪で上映いたします。日本では劇場公開されない、当映画祭でしか観ることのできない貴重な作品も多々あります。
「デイズ・オブ・グローリー」http://www.oeff.jp/1044-Indigenes.html
「クロスロード」http://www.oeff.jp/1046-Das-Fraulein.html

→ ヨーロッパ最新映画プレミア上映
http://www.oeff.jp/-171-Premiere-Screening-2007-.html

上映後は来日ゲストの監督や俳優たちが観客と直に交流する、ディスカッションやサイン会も開催。

主演女優として、昨年当映画祭でも上映の「グルバビツァ」で注目を浴びたセルビアの大女優ミリャナ・カラノヴィッチが新作を携えて、87歳の熱演が注目のシュテファニー・グラーザーなど、監督やプロデューサーを含め豪華なゲストが来日を 嵐閧オます。

→ 来日ゲストラインアップ <http://www.oeff.jp/-185-Guest-2007-.html>

**◆◇ スウェディッシュ・ドックス ◆◇**

*スウェーデン・ドキュメンタリーの現在*

日本では鑑賞機会の少ないスウェーデンのドキュメンタリー映画10本を特集上映します。ベルリン国際映画祭受賞作品他、社会性の強い秀作から芸術性の高い作品まで多彩なジャンルの作品を揃えました。日本では福祉大国として豊かなイメージの強いスウェーデンの様々な側面をご覧頂けます。

→ スウェディッシュ・ドックス
http://www.oeff.jp/-187-Swedish-Docs-.html

**◆◇ アレクサンドル・ソークロフ 20世紀三部作 ◆◇**

世界中の映画祭を震撼させたロシアの鬼才、アレクサンドル・ソークロフ監督が描く20世紀三部作を一挙上映いたします。3人の男たち、ヒトラー、レーニン、ヒロヒト。権力者の裏側に隠されたひとりの人間としての姿を正面から扱った作品を通じて、20世紀とは何か、改めて見つめ直すことができるのではないでしょうか?

→ アレクサンドル・ソークロフ 20世紀三部作
http://www.oeff.jp/-181-Alexandr-Sokurov-20th-Century-Trilogy-.html

**◆◇ 展示会 ワイダ芸術の舞台裏 ◆◇**

本年度、アンジェイ・ワイダ監督を当映画祭の名誉委員長に迎えることを記念し監督が自身の作品のために制作したオリジナル絵コンテ約70点を展示。公開される絵コンテには初期の『地下水道』や『灰とダイヤモンド』など日本でもよく知られる映画の他に、坂東玉三郎との協力で出来上がった『ナスターシャ』などの舞台作品のために描かれたものも含まれています。美しい色彩のスケッチやびっしりと書き込まれた演出図からは、シーンの一つ一つに込めた監督の思いが伝わってきます。本展示会を通じて激動するポーランドの歴史を60年にもわたり鋭く捉えてきたワイダ監督の描く“歴史と未来”を感じて下さい。

→ ワイダ芸術の舞台裏
http://www.oeff.jp/1084-Andrzej-Wajda-Storyboard-Art.html

**◆◇ 展示会 和田誠ヨーロッパ映画の世界 ◆◇**

大阪出身の日本有数のイラストレーター和田誠氏は、自らもメガホンを握るほど無類の映画通としても知られています。今回世界中の名作映画を描いた和田氏の作品よりヨーロッパの名作映画を描いた作品約50点を特別展示します。往年の名作「道」から現在もシリーズ公開中の「ハリーポッター」まで、和田氏独自の視点と感性で描き上げた作品の数々は老若男女問わずヨーロッパ映画の魅力を存分に味わって頂ける内容です。

→ 和田誠ヨーロッパ映画の世界
http://www.oeff.jp/1085-Wada-Makoto-A-World-of-European.html

**◆◇ キンダーフィルム特集 ◆◇**

*ベルギーの子供達から届きました!*

今年で4回目を迎えるキンダーフィルム特集は、ベルギーの映像ワークショップCEAにおいて、現地の子供たち(13歳前後)自身が制作した短編アニメーションを、日本の子供たちを対象に上映します。さらに、CEA館長
ジャン=リュック・スロックが、キッズプラザ大阪にて教育関係者・保護者を対象に、子供のための映像教育などについての講演会を行います。

→ キンダーフィルム特集
http://www.oeff.jp/1070-Belgium-Kids-Make-Films.html