★受賞★
スラムダンス映画祭 観客賞、オハマ映画祭 観客賞
サンフランシスコ国際アジアン・アメリカン映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞

世界中がこの家族の悲劇に注目!北朝鮮拉致問題として、連日報道される事件を横田めぐみさんの生存を信じ、30年以上に渡り闘い続けた家族の視点を通じて描く、衝撃と感動のドキュメンタリー!

『めぐみ−引き裂かれた家族の30年』ハリウッドで大歓声!
安倍官房長官夫人、安倍昭恵氏も応援に駆けつける。

8月18日より公開が始まり3日目を迎えた『めぐみ−引き裂かれた家族の30年』が非常に好評だ。250席程度の劇場は立ち見がでるほどの盛況ぶりで、そのほとんどが地元の一般人で埋め尽くされた。
また、本作の上映に協力をしている安倍昭恵氏も東京から応援にかけつけ、監督より紹介を受けると、客席より観客へ会釈、一斉に拍手を受けた。横田夫妻を中心に他の拉致被害者たちの家族が受けている悲劇をありのままに描いた本作。
観客たちのすすり泣きがいたるところから聞こえ、上映終了後は拍手喝さいに包まれた。
ある観客は、「この映画は、今後日本だけではなく世界中で上映されるべきだ。
親と子供の普遍的な、強い愛情を描いた感動的な物語であると同時に、こういった拉致事件が今後も起こらないとは限らない。拉致という事実が起きたことを真摯に受け止め、認識すべきだ。」と述べた。

■監督コメント: 
上映終了後の質疑応答により監督より以下の内容が述べられた。
拉致問題に関して初めて知ったのは2002年に小泉首相に北朝鮮を訪問したという事をアメリカのニュースで知った時だった。その後多くの記事を読んでいく内に「拉致」という行為に大変なショックを受けたのと、何よりその内の一人が13歳の少女であったという事実に驚いた。既に政治的な問題として日本と北朝鮮との関係は大きな関心を集めているが、今回描きたかったのは事件の本質にある親子の愛というテーマであり、これは国境を越えた普遍の真理の部分だと思っている。
最初は米国向けにこの事件を認知して欲しいと思い制作を始めたが、日本でも公開したらという話を受けて今回の流れになった。
制作自体には2年を要し、日本の知人を通して被害者の家族達とコンタクトを取った事から全てが始まったというのが背景だ。

<作品詳細>
その少女は歌が好きでした。
合唱部での歌声は今でもカセットテープに残ってます。1977年、13歳の彼女が下校途中に突然と姿を消しました。家出・・・?誘拐・・・?
それから30年、両親は今も’めぐみ’という娘を探し続けています・・・。

娘の失踪の真相をつきとめ、我が子を取り戻すために拉致被害者家族の長い戦いの日々を追った衝撃と感動のドキュメンタリー。現代社会における最大の悲劇ともいえる事件に衝撃を受け、アカデミー賞受賞監督ジェーン・カンピオンが製作総指揮を快諾。いまだ解決されていない事件の裏にある家族の愛の物語に世界中の映画バイヤーが殺到した。
テレビニュースでは語りつくせない真実が観た者の心を奮わせる・・・。

監督:クリス・シェリダン、パティ・キム、
製作総指揮:ジェーン・カンピオン『ピアノ・レッスン』
2006/アメリカ/85分/提供・配給:(株)ギャガ・コミュニケーションズ、『めぐみ−引き裂かれた家族の30年』上映委員会

   11月25日(土)より、シネマGAGA!他全国順次公開

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=45023