ラース・フォン・トリアー監督『イディオッツ』再上映決定!!

この度、惜しまれつつも4/14(土)に恵比寿ガーデンシネマでのレイトショー上映を
終了しました『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督作品
『イディオッツ』の再上映が早くもキネカ大森にて5/26(土)〜6/1(金)の日程で
決定いたしました。
この上映は、5/12(土)より行われますキネカ大森の「ラース・フォン・トリアー映
画祭」のメイン作品として上映されるもので、5/26(土)〜6/1(金)に1日4回上映
されます。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で涙された方、ラース・フォン・トリアー監督が気
になっている方。また、恵比寿ガーデンシネマでの上映を見逃してしまった方、レイ
トショーでは時間的な都合が合わず観ることを諦めていた方には朗報です。
今回こそは見逃すことの無きよう!

『イディオッツ』
ラース・フォン・トリアー監督作品

カンヌ国際映画祭コンペティション正式出品作品

監督+脚本:ラース・フォン・トリアー/撮影:ラース・フォン・トリアー+クリス
トファー・ニホルルム+ジャスパー・ジャーギル+カスパー・ホルム/音楽:キム・
クリストテンセン/製作:ゼントロッパ/配給:スローラーナー

1998年/デンマーク映画/35mm/カラー/ヨーロピアンビスタ/115分

ボディル・ジャージェンセン/ジェンズ・アルビナス/アンヌ・ルイズ・ハッシング
/トロールス・リビ/ニコラジ・リー・カス/ヘンリク・プリップ/
ルイス・メソネロ/ルイス・ミエリッツ/クヌド・ロメール・ジャーゲンセン/
トリン・ミシェルセン/アンネ-グレッセ・ブ/ジャラップ・リイス

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でカンヌを制した
ラース・フォン・トリアー監督が描き出す、
リアルで優しくて残酷なある女性の物語。

“可哀そう”という優しそうに聞こえるこの言葉で、すべてを片づけてしまうこと。
そんな人々の反応を挑発的なやり方で暴こうとするストファーを中心とするグループ
“イディオッツ”。心に闇を抱えた女性カレンは、偶然出会った彼らに惹かれ、そこ
に安住の場所を見いだすのだった。彼女の胸の中にもまた小さな“白痴(イディオッ
ト)”が棲んでいたのだ。やがて、仲間との別れ、そして、カレン自身が最も愛する
家族の前で“白痴”とならなければならない日がやってくる。彼女は、小さな子供を
亡くしたばかりだったのだ…。
監督は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』がカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得し
たラース・フォン・トリアー。悪意に満ちた挑発やエキセントリックな行動の底から、
立ち現れるピュアな感情。トリアー監督は、リアルで優しくて残酷な物語を作り出し
た。トリアー監督の“役立たずたち”にそそぐ愛情が、ピアニカで演奏されたサン・
サーンスの『動物の謝肉祭』“白鳥”の切なくどこか幸福なメロディーに結晶してい
る。『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』と三部作であると監督が自ら語る、
傑作がキネカ大森に再登場。

2001年5月26日(土)より1週間、キネカ大森にて公開
12:30/14:50/17:10/19:30
(詳しくは劇場へお問い合わせ下さい/キネカ大森03-3766-6318)