ラブオブ・ザ・ゲーム
『ラブオブ・ザ・ゲーム/Love of the Game』
1999年度作品/アメリカ映画/カラー/シネマスコープ
ユニヴァーサル作品/翻訳:太田直子/上映時間2時間18分
<INTRODUCTION>
ビリー・チャペル(ケビン・コスナー)は今、全く予想もしていなかった状況に陥り
人生で最も大切な決断に迫られていた。その状況というのは、20年間デトロイト・
タイガースの中心的なプレーヤーとして活躍して来た挙げ句にトレードされるハメ
になったということだけでなく、愛する女性ジェーン・オブリー(ケリー・プレス
トン)が彼の元を去ろうとしているのだった。スタジアムの満席のファンに囲まれ
た彼は今、彼の野球人生でも最高のゲームの真っ只中にただ一人ピッチャーのマウ
ンドに立ち、自らが歩んで来た人生を振り返っていた。ベテラン野球選手として人
生において輝かしい業績を数多く残して来たには違いなかったが、自分が重大な決
断を迫られていることは明らかだった。それはスポーツ選手としての将来だけでな
く、まさに一人の人間としての将来を決める決断だった…。
ユニバーサル・ビクチャーズ提供、ビーコン・ビクチャーズ/TIGプロダクション/
ミラージュ・エンタープライズ・プロダクション製作の『For Love of the Game』
は、大成功の影で名声に伴う虚飾により見えなくなってしまった人生で最も大切な
ことを考え直すことを迫られたメジャーリーグの野球選手の選手としての情熱と一
人の男としての情熱を描くラブ・ストーリーです。
サム・ライミ(『シンプル・ブラン』)監督の『For Love of the Game』は、アーミ
ヤン・バーンステイン(『エアー・フォース・ワン』)とエイミー・ロビンソン(『
ワンス・アラウンド』)がプロデューサーを務め、ロン・ボズマン(『Beloved』)
とマーク・アブラハム(『A Thousand Acres』)が製作総指揮を務めます。ダナ・ス
ティーブンスがマイケル・シャーラの原作に基づいて脚本を書いています。
その他映画のキャストには、チャペルの親友でキャッチャーのガス・シンスキー役
のジョン・C・レイリー(『ブギー・ナイツ』)、ジェーンの意思の強い娘ヘザー役
のジーナ・マロンが出演している。スタッフには・撮影監督にジョン・ベイリー(
『As Good as lt Gets』)、美術監督にニール・スピサック(『フェイス/オフ』)
衣装担当にジュディアナ・マコヴスキー(『Pleasantville』)、編集にアーサー・
コバーンとエリック・L・ビーソン(「A Simple Plan」)、作曲にバジル・ポレドウ
リス(レ・ミゼラブル)を迎えています。
<STAFF>
監督: サム・ライミ
脚本: ダナ・スティーブンス
製作: アームヤン・バーンステイン、エイミー・ロビンソン
撮影: ジョン・ベイリー
編集: アーサー・コパーン、エリック・L・ビーソン
衣装: ジュディアナ・マコフスキー
音楽: バジル・ポールドゥリス
原作: マイケル・シャーラ
<CAST>
ビリー・チャペル: ケビン・コスナー
ジェーン・オプリー: ケリー・プレストン
ガス・シンスキー: ジョン・C・レイリー
ヘザー: ジェナ・マローン