介護施設「あおいけあ」に1年間密着したドキュメンタリー『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』
国内外から注目を集める介護施設「あおいけあ」に1年間密着したドキュメンタリー映画『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』が5月18日(土)より吉祥寺ココマルシアターほか順次公開いたします。
神奈川県藤沢市にある「あおいけあ」は、国内外からの視察や取材が後を絶たない、今もっとも注目を集める介護施設。施設は常に、利用者や介護スタッフの笑い声で溢れ、訪れた誰もが「ここで過ごしたい」「ここで働きたい」と言います。その人らしい生活を送れるよう支える自立支援ケアは、あおいけあ流として多方面に影響を与えています。また、代表の加藤忠相氏は、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」、「あさイチ」など数々のテレビ番組に出演し、日経ビジネス「次代を創る100人」(2016)に選ばれるなど、多くのメディア・雑誌でその取り組みが紹介されています。2017年に劇場公開され、自主上映会が1年間で800回以上開催されるなど全国各地で話題を呼んでいる映画『ケアニン~あなたでよかった~』のモデル施設にもなっています。
ナレーションには、映画『ケアニン』で主人公の介護福祉士・大森圭役を好演した戸塚純貴が務めています。戸塚は『ケアニン』の撮影前に「あおいけあ」を訪れており、「目で見た入居者さんと、耳で聞いたこと、感じた想いを言葉にのせてリアルをしっかり伝えられたら嬉しいです」と意気込みを語り、「福祉について家族について考える、それは生きている上で誰もが通る道。自分なら何ができるかを考えるというきっかけになってくれたら幸いです」と作品への期待を寄せています。監督を務めるのは、大学時に映画監督の原一男に師事し、ドキュメンタリー『ヘイトスピーチ』(15)が全国公開された佐々木航弥。本作では1年に渡る密着取材を敢行しました。
本作は、「ケアニン」のプロデューサーから「すごい施設があるからドキュメンタリーを撮ってくれないか」と依頼された“僕”(監督:佐々木航弥)が、カメラを片手にケアニンのモデル施設でもある「あおいけあ」に1年間密着。人生を謳歌している認知症のお年寄りたちの姿に驚きながらも、話題の介護施設のウラやオモテ、その秘密も明らかにしていきます。
笑顔あふれるお年寄りたち、そしてケアニンと僕のかけがえのない1年間の記録――
ナレーション:戸塚純貴
監督・撮影・編集:佐々木航弥
企画・プロデュース:山国秀幸 主題歌:香川裕光「小さなつぼみ」 特別協力:加藤忠相(あおいけあ)
制作・配給:ワンダーラボラトリー 制作協力:あおいけあ/おたがいさん/いどばた/結
製作:映画「僕とケアニン」製作委員会(ワンダーラボラトリー/JR 西日本コミュニケーションズ)
©映画「僕とケアニン」製作委員会 2019 年/日本/カラー/70 分 公式サイト:http://www.bokucare.com/