長谷直美初主演、コンゲーム・エンターテインメントの決定版!「悪い女はよく稼ぐ」公開決定!
コンゲーム・エンターテインメントの決定版!「悪い女はよく稼ぐ」が6月8日(土)~新宿ケイズシネマにてレイトショーが決まりました。
女詐欺師を主人公にした映画やテレビが目白押しの2019年に、女詐欺師物の大本命がついに登場!
2018年モナコ国際映画祭において最優秀主演女優賞を獲得した長谷直美と、男性に大人気の熊切あさ美がコンビを組んで男どもを騙しまくります。
共演は伝説のロックグループ『クールス』の水口晴幸、ルー大柴、『太陽にほえろ!』で長谷と旧知の西山浩司、青木英美、そして竜雷太、監督は原隆仁。
冒頭の海外ロケーションから雪のゴルフ場、箱根の廃ホテルを営業中に見せかけて売りさばくクライマックスまで、息もつかせぬ展開で突っ走る、痛快コンゲーム・エンターテインメント映画です。
〔ポイント1 長谷直美のために『太陽にほえろ!』チームが集結〕
ご存じのように、長谷直美は数多くのテレビ映画で活躍した人気女優です。
その長谷直美が主演する映画ということで、マミー刑事として出演していた大人気ドラマ『太陽にほえろ!』のチームが集結したのがこの映画です。
ゴリさんこと石塚刑事を演じていた竜雷太をはじめ、ラストシーズンでレギュラー刑事だった西山浩司、七曲署の事務だった青木英美などの俳優陣。
当時、助監督として『太陽にほえろ!』の現場についていた原隆仁が監督し、ライターとして30本近くの脚本を提供した柏原寛司がプロデューサーと脚本を担当。
そして、『太陽にほえろ!』を作り上げた日本テレビの名プロデューサー・岡田晋吉氏がスーパーバイザーとして、協力しています。
[ポイント 2 俳優・水口晴幸が映画に本格的に参戦]
1970 年代に大人気を博したロックンロール・グループ『クールス』からは、舘ひろし、岩城滉一、そして水口晴幸という 3 人のスターが誕生しています。
舘は渡哲也に、岩城は安藤昇に、そして、水口晴幸は勝新太郎に見いだされ、俳優として自立していきました。
勝主演の伝説のテレビ映画『警視-K』のレギュラーとして俳優生活をスタートさせ、勝の死後ロックンロールを中心に活動していた水口が、この作品でまた本格的に俳優復帰を果たしています。
水口のクールさと不良性と大人の魅力は、映画に強烈なアクセントを与えており、ブレイクの可能性をみなぎらせています。
[ポイント 3 タイムリーな社会性]
この映画のテーマは騙し合いです。
ですから、登場する人物に善人は一人もいません。
騙す方も騙される方も欲があるから成立するのが騙し合いだからです。
アメリカ映画でお馴染みのコンゲームを踏襲しつつ、取り扱っているネタは休眠宗教法人の売却、証券詐欺、そして、最近話題の地面師と、タイムリーな事件を折り込んでいます。
特に、長谷直美演じる主人公が廃業した温泉ホテルを営業中に見せかけてヤクザに売りつけるクライマックスは、積水ハウスから 63 億を騙し取った地面師の事件を彷彿とさせています。
これら真正面から描けば深刻になるものを、ライトコメディとしてオブラートに包み、エンターテインメントとして成立させているのです。
[ポイント 4 監督・原隆仁の本格復帰]
原隆仁監督は日活アクションの本流・舛田組の最後の助監督であることはありま知られていません。
舛田利雄監督を頭に、小澤啓一監督、村川透監督、そして原隆仁監督が桝田組と呼ばれている日活アクション映画の本流です。
『傷だらけの天使』『太陽にほえろ!』などの助監督を経験し、『西部警察』で監督に昇進。
『あぶない刑事』(TV)で実力を発揮したあと『バカヤロー!』の一本で劇場監督デビューし、『夜逃げ屋本舗シリーズ』『お墓がない』など、社会派コメディーに手腕を発揮してきました。
2005 年の『いらっしゃいませ、患者さま。』以来、長編映画からは遠ざかっていましたが、本作で完全復帰を果たしています。
原監督が得意とする社会派ライトコメディーを十分にお楽しみいただけます。
予告編
[キャスト]
長谷直美
熊切あさ美
水口晴幸
西山浩司
ルー大柴
武蔵拳
竜雷太
その他の共演者として、
青木英美、GAICHI、鳳恵弥、など。
[スタッフ]
製作:伏見光舟
企画・プロデュース:柏原寛司 プロデューサー:藤原良 橋浦亜沙子(ピープス)
脚本:木崎加奈子 柏原寛司 撮影監督:加藤孝信 音楽:田近香子
録音:河村永徳 美術:石島武 編集 VFX:平井将人 ヘアメイク:中田愛美
助監督:松浦真史 草野優二 制作:石田慶 制作応援:新井康介 ガンエフェクト
&アクションコーディネイト:森本浩 監督補:石井良和 現場総括:室賀厚
スペシャルアドバイザー:岡田晋吉 宣伝・配給サポート:細谷隆弘
長谷直美コメント
この映画『悪い女はよく稼ぐ』は私の初主演作になります。
この映画の前身となるのは、平成 28、29 年に座長公演を勤めた『悪い女はよく眠る』という舞台でした。詐欺女二人のコメディーで連日大入りの人気作になったこともあり、映画化の話が巻き起こったのです。
その話を頂いたその日、私は脚本家・監督の柏原寛司さんを訪ねました。
柏原さんをゼネラルプロデューサーに迎え、『太陽にほえろ!』でご縁のあった原隆仁監督や竜雷太さんをはじめとした俳優の方々、元クールスの水口晴幸さん、そして可愛さナンバーワンの熊切あさ美さんなど、誰かが誰かと繋がって盛り上がる楽しい映画作りとなりました。
ロケ現場やエキストラ要員、劇用車など、スタッフみんなで、すべての人間関係を駆使して作られたこの映画、『悪い女はよく稼ぐ』はエンターテインメント作品です。
頭をほぐしてお楽しみ下さい!
原監督コメント
ロケ地は築地、横浜、人形町。グァムにアトランタ、パリ(笑)ほとんどがゲリラ撮影の日々(笑)まずは、縁故知人を総動員。
建物、お店の確保。箱根のホテルは、まるごと使える、栃木のゴルフ場は貸し切り OK.。
撮影できる場所が決まって、初めて映画のストーリーを考える。物語は決まっている「場所」を当て込んで書く。まじかよ!と思ったんだが、これが実に上手い!
柏原脚本(木崎と共同)B 級映画の醍醐味ここにありです(笑)
助監督のときに映画やドラマで出会った人たちと、監督になってからまた再び一緒に仕事出来る「しあわせ」を感じる現場でした。
肩肘張らずに気軽に見られる、いわゆるプログラム・ピクチュアーをめざし、監督歴 30 年、映画 10 本目は、’70 年代の雰囲気漂う映画になりました。どうぞお楽しみください。
2018 年/日本/ブルーレイ/シネマスコープ/89 分 製作・配給/ピープス
2019 年 6 月 8 日から 21 日まで K’s CINEMA にてレイトショー公開