『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞®ノミネート女優がふたりの女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか絶賛上映中)。本作で映画監督デビューを飾ったのは、ロンドンの主要劇場で女性として初めて芸術監督に任命された舞台演出家ジョージー・ルーク。彼女のインタビュー映像が到着!

「シアーシャがいたから引き受けたの。エリザベスはマーゴット以外考えられなかった」

今回解禁となるインタビューでは、これまで舞台演出を手掛けてきたジョージー・ルークが、映画監督を引き受けた理由としてシアーシャの出演を挙げている。監督依頼時、シアーシャの出演がすでに決まっていた。「『つぐない』から『レディ・バード』まで、ずっと活躍を見続けていたシアーシャが、メアリー役だったから引き受けた。彼女と仕事がしたかったの」とシアーシャに焦がれていたことを告白。マーゴットについては、「エリザベスを演じられるのは、マーゴットしかいなかった。『アイ,トーニャ〜』のような力を持つ者のもろさが表現できる。私はマーゴットのファンなの」と演技力を高く評価した。二人の女優の共演は、監督が熱望した最高のキャスティング。クライマックスシーンは「女王ふたりが向かい合うシーンを、最高の女優が演じたら面白いと思った」と撮影時の興奮を語っている。初監督作品で、昨年のアカデミー賞®ノミネート女優ふたりのキャスティングに成功したジョージー・ルーク監督の演出が光る、2大女優・2大女王の演技対決をぜひスクリーンで体感してほしい。

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《メアリー・スチュアート×エリザベス1世》 ――女王は私ひとりだけ

本作は、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の波乱に満ちた人生を描く。生後すぐにスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18 歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。
さらに、メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベス1世の権力を脅かす。
恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。
誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、従姉妹でありながら恐れ合い、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった……。
16 世紀英国を揺るがしたふたりの女王の熾烈な戦いを、観客は息を止めて見守る。お互いを畏怖しながらも姉妹としての想いを募らせたふたり。これまでに語られてきたメアリーとエリザベス1世の常識を覆す、新しい英国王室の物語がここに生まれた。

▼予告編▼

TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか絶賛上映中
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