イギリス作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』三部作で監督/脚本/製作を手掛け、その名を世界に知らしめたピーター・ジャクソンが映画化。“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台に、衝撃的で新しく、壮大な物語を圧倒的な映像迫力で描き出す冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』が3月1日(金)より全国公開となります。

この度、現地時間の2月5日に第17回アメリカ視覚効果監督組合賞の受賞結果が発表され、
本作に登場する巨大で凶悪な敵、“移動都市ロンドン”がモデル賞を受賞!
ひしめき合う強豪ノミネート作品の中で堂々と大勝利を収めました!

たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界。残された人類は空や海、そして地を這う車輪の上に移動型の都市を創り出し、他の小さな都市を“捕食”することで資源や労働力を奪い生活している。“都市が都市を喰う”、弱肉強食の世界へと姿を変えたこの地上は、巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしていた。他の都市を次々に飲み込み成長を続けるロンドンを前に、小さな都市と人々が逃げるようにして絶望的な日々を送る中、一人の少女が反撃へと動き出す―。

『キング・コング』(05)でアカデミー賞®視覚効果賞を受賞した経験をもつクリスチャン・リヴァーズが監督を務め、これまで5度のオスカーに輝いたWETAデジタルがCGIを担当。最先端技術の限界を常に押し上げながら、CGIと感情豊かな登場人物たちの物語を見事に融合させてきた製作陣が、再び雄大な移動都市の世界を創り上げます。

先立って本作を鑑賞したマスコミ陣からも、「移動都市ロンドンが小さな都市を飲み込む映像は圧巻!」、「移動都市が圧倒的な迫力でスクリーンを動き回る様子に感動!」、「この映像力は、さすがWETAデジタル!」と、その圧倒的画力に絶賛の声が相次いでいる本作ですが、ビジュアルエフェクトの芸術性と革新性に優れた作品に贈る同賞の戦いに本作最大の悪役である“ロンドン”が見事大勝利!!授賞式にはWETAデジタルに所属するクリエイターのサム・トラック、マシュー・サンドバル、ジェームズ・オグル、ニック・ケラーが参加し、受賞に対して感謝のスピーチを述べました。
ロンドンはもちろん、他の移動都市をはじめとした本作のコンセプトアートを担当し、監督が「フォルムと光への理解が素晴らしく、決断力があるアーティスト」と評するニック・ケラーは「(原作者の)フィリップ・リーヴが手掛けた挿絵には美しい奇抜さがあったし、彼の構想はできるだけ映画にも採用しようと思ったんだ。全ては誰も見たことのない新しいものを作る作業であり、この作品はそれが詰まっている」と独特な世界観を映像化するにあたってのこだわりを明かしています。
世界最高峰のVFXチームWETAデジタルが生き生きと描き出す最強の敵ロンドンの存在感を、ぜひ映画館でお確かめ下さい!

【第17回アメリカ視覚効果監督組合賞 受賞結果】
◆モデル賞(ロンドン)

■製作:ピーター・ジャクソン ■監督:クリスチャン・リヴァーズ ■出演:ヘラ・ヒルマー,ロバート・シーアン, ヒューゴ・ウィーヴィング,ジヘ,ローナン・ラフテリー,レイラ・ジョージ,パトリック・マラハイド,スティーヴン・ラング
■原作:フィリップ・リーヴ著/安野玲 訳「移動都市」(創元SF文庫刊) ■原題:Mortal Engines ■(C)Universal Pictures
■公式HP:http://mortal-engines.jp/