『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍役でハリウッドのメイン・ストリームへ!
今、最も目が離せない俳優マイケル・シャノンが卓抜した演技を魅せ
オスカーノミネートさえ囁かれる衝撃の実話が、遂に日本解禁!!

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(08)でアカデミー賞®助演男優賞候補となり、その後も、数々の映画、TVシリーズで着実に俳優としての地位を確立してきたマイケル・シャノン。8月30日(金)日本公開の『マン・オブ・スティール』(13)ではゾッド将軍役を射止め、今、ハリウッドにおいて欠かせない怪優となった。本作では、誰よりも家族を想い、一方で「殺し屋」として暗躍する二重生活を20年間も続けた男リチャード・ククリンスキーを見事に体現、タイム誌に「オスカーノミネートを狙っているとしか思えない」と言わしめている。そんなシャノンの名演が存分に堪能できる衝撃の実話をもとにした映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』の日本公開が遂に決定し、日本版ヴィジュアル、日本版予告篇が解禁された。

1960年代、米・ニュージャージー。最愛の妻と2人の娘に囲まれて、何不自由ない幸せな生活を送っていたリチャード・ククリンスキーには、家族すら知らない驚くべき秘密があった。家庭ではよき夫、よき父親として近所でも評判の彼の職業は、一流の“殺し屋”だったのだ—。86年に逮捕されるまでの約20年間に、彼が奪った命は100人以上と言われている。依頼された殺しをTPOに合わせ、銃殺、刺殺、薬殺、扼殺—と1件ずつ丁寧に遂行し続けた。被害者の死亡日時をごまかすために死体を冷凍保存して遺棄したことから“アイスマン”の異名をとった彼は、善悪ふたつの顔をどのように使い分けていたのか。家族は、なぜ彼の秘密に気づかなかったのか。ククリンスキーの心の闇を抉った本作は、人間という生き物の大いなる謎を突きつける正真正銘の衝撃作だ。

06年にHBOで放映されたククリンスキー本人のインタビュー映像に驚かされた新鋭監督アリエル・ヴロメンは、映画化に向けて動き出した。殺人犯であるにも拘らず監督は「この男が好きだ、という奇妙な感情を抱いた」と話す。本作でシャノン演じるククリンスキーも、観る者を確実に魅了する。役作りにストイックなシャノンは、自分がキャラクターを掘り下げれば掘り下げるほど「観客が物語に魅了され、ククリンスキーについてもっと知りたいと思ってもらいたい」と語る。シャノンが主演に決定し、ウィノナ・ライダー、ジェームズ・フランコ、レイ・リオッタ、クリス・エヴァンスら映画ファン垂涎のキャストがこぞって出演を熱望し、監督のもとに集まった。スリルと謎に満ちあふれた渾身の傑作ドラマが11月9日(土)公開。

予告編::http://youtu.be/qg6N44B1rNM

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執筆者

Yasuhiro Togawa