1997年に公開された『ロミオ+ジュリエット』のレオナルド・ディカプリオとバズ・ラーマン監督が再びタッグを組んだ『華麗なるギャツビー』の公開が、2013年2月に決定。レオナルド・ディカプリオが歴史的大作『タイタニック』以来15年振りに恋愛映画に主演する事もあり、注目が集まる本作の最新予告編が完成した。

舞台は、モラルの乱れ・ジャズと禁酒法の時代である1922年の春のニューヨーク。故郷の中西部を離れ、ニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)の視点で語られる。ニックはアメリカン・ドリームを追い求め、毎夜豪華絢爛なパーティーを開いている、美しくミステリアスな謎の大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣家に居を構え、港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫である女好きの貴族出身トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。ニックは上流階級の人々、彼らの幻想、愛、偽りの世界にやがて魅了されていく。そして、自分の属する世界を内外から目の当たりにし、叶わぬ愛、揺ぎ無い夢、悲劇の物語を垣間見ることになる。

8月1日(水)全国の劇場で順次解禁前に公開された日本版最新予告編では、まるでCGのような美しい映像で描かれる、時代に浮かれ、退廃と酒に溺れ、毎晩きらびやかなパーティーを繰り返す人々の姿が。そしてこのパーティーの主催者がレオナルド・ディカプリオ演じるジェイ・ギャツビーだ。しかし、ギャツビーは屋敷からパーティーを眺めるだけ。招待された参加者もその姿を見たことがなく、ギャツビーの存在自体を疑う声もあがるほどの謎の人物。彼は何の目的でゴージャスで煌びやかなパーティーを毎晩開催するのか?予告編のラストに「二人だけの世界で生きたかった」という意味深なセリフに込められた意味とは?『タイタニック』を超える、究極のラブストーリーへの期待が高まる予告編となっている。

レオナルド・ディカプリオとバズ・ラーマンの2人が現代に蘇らせたシェイクスピアの名作『ロミオ+ジュリエット』(96)は日本でもヒット作となり、切ない恋愛映画として今でも根強い人気を誇っているが、この最強ダッグは<20世紀最高の小説>にもランキングされるF・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」をどのように蘇らせるのか。
記憶障害でもデブでもゲイでもない、タキシードをさらりと着こなし、ため息を誘うほど美しい男性の役を久々に演じるレオナルド・ディカプリオへも注目が集まっている。『華麗なるギャツビー』は2013年 2月 全国3D公開。

予告編::http://youtu.be/VaQdOInZXxw

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執筆者

Yasuhiro Togawa