映画化決定の超話題作原作、『悪の教典』(貴志祐介/文藝春秋)電子書籍版が、ソニーの本屋「Reader Store」で、6月29日独占先行配信開始(税込1,470円)!
学園祭の準備に集まったクラスを襲う恐怖の一夜。
人気教師による狂気の殺戮が始まった!

株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役:平尾隆弘)は、『悪の教典』(著・貴志祐介)を電子書籍化して、6月29日、ソニーの本屋「ReaderStore」で先行配信(税込1,470円)します。この作品は、今秋、全国東宝系でロードショーされる作品(監督 三池祟史/主演 伊藤英明)の原作になります。

■作品概要■
生徒、PTA及び教師仲間からも信頼の厚い人気の教師、ハスミンこと蓮実聖司は、幼少期から自分に邪魔なものを排除することになんの躊躇いもなかった。
「モリタート」の口笛を吹きながら次々と邪魔者を殺害し、ある夜それが頂点に達する。学校を襲う、血塗られた戦慄の一夜。心を持たない人間を中心に据え、ピカレスクロマンの輝きを秘めた超弩級のエンタテインメント。

■著者からの一言
「学校には昔から注目していたんです。一種独特の閉鎖空間であり、また子どもたちをトレーニングする場ですから、普通の社会以上にモラルや常識がしっかりしてないといけないのに、むしろ世間ではなかなか通用しないようなことが罷(まか)り通ったりしている危険な場所でもある。ところが、学校を舞台にした小説は数多くあるものの、どうしても最終的にはいい話になりがちなんですね。そういうものではないものを書いてみたい、と思っていました」(「本の話」2010年8月号より/出典を明記していただければ引用可能です)

■貴志祐介プロフィール
1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長篇賞佳作となり、『十三番目の人格(ペルソナ)—ISOLA—』と改題して刊行される。97年『黒い家』で日本ホラー小説大賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞、11年『ダークゾーン』で将棋ペンクラブ大賞特別賞を受賞する。
他の著書に『青の炎』『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』がある。

【販売サイト】
ソニーの本屋「Reader Store」
http://ebookstore.sony.jp/BT000017764700100101/

【文藝春秋『悪の教典』特設サイト】
http://bunshun.jp/pick-up/akunokyouten

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執筆者

Yasuhiro Togawa