2012年2月4日に公開される映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』のエンディングテーマ曲を、年末の「マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライブ」への出演も決定した日本を代表するシンガーAIが担当することが決定いたしました。楽曲名はベルセルクを読み込んだAI自身が書き下ろした新曲「ウツクシキモノ」。AIとしては、ファンタジー作品への初の書き下ろしとなり、全世界累計3000万部を突破している「ベルセルク」としても女性アーティストと組むのは初と、お互い初同士のタイアップとなっており、早くもその化学反応に周囲の期待はふくらむばかりです。また、本作品のレコーディングにおいては、映画制作陣とAIとの間で綿密な打ち合わせが幾度となく行われ、その結果、壮大なサーガプロジェクトにふさわしい楽曲が完成。スケール感あふれるオーケストレーションにのせて力強く歌うAIの「ウツクシキモノ」が早くもフィーチャーされております!

<◆AI コメント>
最初は「ちょっとエグイけどどういう内容なんだろう?」と思いながら読んでました。それが2巻、3巻、4巻…とドンドン読んでいくうちにハマっちまいました。鷹の団の登場からやっと「なぜこの人たちこうなっちゃったんだろう?」というのが少しずつ分かってきて、さらにハマっていってしまいました。この「ウツクシキモノ」は最初はキャスカ的な見方からの歌詞にしようと思っていたんですが、ベルセルクの製作陣のみなさんとやりとりしていくなかで「やはりガッツの気持ちを書いた方が良いのか」と方向が定まり、制作を進めていきました。そういったベルセルク製作陣からの「今までベルセルクを読んできてくれたファンの皆さんが納得いくような歌にして欲しい」という熱い思いを凄く感じながら作ったので、そのような思いがこの歌を通して伝われば良いなと思っています。

<◆「ベルセルク」担当編集コメント>
AIさんには「本当」にベルセルクのファンになっていただきました。目の前でベルセルクを熱く語る「歌姫」はとてもパワフルで、しっかりと作品を理解してくれていました。この「ウツクシキモノ」は、ガッツと彼を応援するファンの心にキチンと寄り添った詩です。言葉を紡いでくれたAIさんの半端ない姿勢に、歌とはこうやってキャラクターと世界を描き、聴かせる人に届くよう工夫するものだと少しわかった気がします。ある種、「萌え」を感じる方もいると思います。
ベルセルクという表現物が新たなる表現者を得て産まれた「歌」を劇場で是非感じてください。
『ベルセルク』担当編集・島田明(白泉社・ヤングアニマル編集部)

<◆プロデューサーコメント>
かつてよりAIさんのソウルフルでハートのある歌声に憧れていて、一緒に作品作りできることをうれしく思います。
見るものの魂を揺さぶるこの『ベルセルク』という映画にぴったりな、すばらしい曲を仕上げていただきました。
『ベルセルク』プロデューサー田中栄子(STUDIO4℃)


L.A.生まれ。鹿児島育ち。再び渡米し高校時代を過ごす。

ゴスペル・クワイアで鍛えた本格的な歌唱力に加え、リアルな
US生活で身に着いたストリート感覚、完璧なバイリンガルでこなす
ラップ・センス、アート・スクールで学んだダンス・アビリティ。
ソウル、R&B、ヒップホップ、ダンスと全要素をボーダレスに
横断する「QUEEN OF HIP HOP SOUL」 シンガー、AI。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49613

執筆者

Yasuhiro Togawa