8月27日(土)に全国7館で公開されたソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給、ジョー・ライト監督、シアーシャ・ローナン主演の『ハンナ』は、メイン館の新宿ピカデリーでは9時40分の初回ほぼ満席でスタート。全国的にも土日2日間で、動員4,329人、興収6,037,600円をあげスマッシュヒットとなった。

“17歳の無垢な殺し屋ハンナ”というヒロインアクションが、リュック・ベッソン監督の『レオン』『ニキータ』をリアル・タイムで観た客層を惹きつけ、またオスカー候補にもなった『つぐない』の監督・主演コンビの作品だけに各映評でも高評価をつけ、良質な映画を好むファンにも受け入れられた。この客層からは平日の落ちも少ないと予想され、9月の連休まで好稼動が期待できる。一昨年のSPEの同時期配給作品『キャデラック・レコード』(2009年8月15日公開/最終興収4,650万円/土日動員2,795人/土日興収3,637,000)と比較して、オープニング成績166%であり、全国興収1億円も狙えるスタートである。

新宿ピカデリーほかにて全国絶賛上映中!

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執筆者

Yasuhiro Togawa