日本映画製作者連盟、全国興行生活衛生同業組合連合会、外国映画輸入配給協会、アメリカ映画協会の映画4 団体が構成する「映画館に行こう!」実行委員会(以下、「映画館に行こう!」)は、今年で7回目を迎える「筑紫賞:ゴールデンタイトル・アワード」の選考会を行い、本年度同賞受賞作品を、『木洩れ日の家で』(原題:『Pora umiera. 〔直訳—死ぬとき〕』 / 配給:株式会社パイオニア映画シネマデスク / http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html)に決定いたしました。
「筑紫賞:ゴールデンタイトル・アワード」は、ジャーナリスト故筑紫哲也氏の提唱によって2005年に創設された、優れた日本語映画題名を顕彰するものです。
「映画館に行こう!」では、筑紫哲也氏の志を継いで、同氏の次女でアーティストとしてご活躍の筑紫ゆうなさん、東京大学大学院教授で映画評論家の藤原帰一さん、コラムニストの天野祐吉さんに選考委員を依頼いたしました。審議の結果、「老境に凜としたものを感じさせる作品を捉えた、詩情溢れる余韻を漂わせた邦題」との選評のもと、本作品を選出いたしました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa