没後20年を経てもなお、世界中から愛され続ける日本の至宝、手塚治虫。
彼の最高傑作と称えられ、コミック界のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞最優秀国際作品部門を2度にわたって受賞した「ブッダ」。

手塚自身のキャリアで最長となる10年もの歳月を費やし、まさに人生を賭けて挑んだこの作品は、ブッダの生涯を説話に基づいてなぞったものではなく、独自のドラマを構築し、圧倒的なエンタテインメントとして、長く読み継がれてきました。その映画化作である『手塚治虫のブッダ −赤い砂漠よ!美しく−』が、5月28日に全国公開されます。

そしてこの度、環境省による温暖化防止のための国民的運動である“チャレンジ25キャンペーン”のスローガンを掲げたポスターに本作のビジュアルが使用されることになりました。

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【“チャレンジ25”ポスター掲載について】
<概要>
温暖化防止のためのチャレンジ25のスローガンを掲げたしたポスターに、
映画のビジュアルを使用することになりました。

<掲出期間>
4月中旬〜6月中旬

<掲出場所>
全国のチャレンジ25登録団体約500箇所
(官公庁、地方自治体、NPO・NGO団体、一般企業/団体)

●“チャレンジ25キャンペーン”公式サイト
http://www.challenge25.go.jp

【チャレンジ25キャンペーンとは? ※環境省“チャレンジ25”HPより引用】

地球温暖化という人類の生存に関わる脅威に対して、世界が立ち向かおうとしています。 2005年2月16日には「京都議定書」が発効し、日本は2008年から2012年の間にCO2などの温室効果ガス排出量を1990年にくらべて6%削減することが義務づけられ、様々な対策を進めてきました。

このような中、2009年9月、鳩山内閣総理大臣がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明されました。

政府では、地球と日本の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくため、「チャレンジ25」と名付け、あらゆる政策を総動員して地球温暖化防止の対策を推進することとしており、そのための温暖化防止のための国民的運動を、「チャレンジ25キャンペーン」として2010年1月14日より、新たに展開することとしました。

「チャレンジ25キャンペーン」は、これまでの地球温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」から、よりCO2削減に向けた運動へと生まれ変わり展開するものであり、オフィスや家庭などにおいて実践できるCO2削減に向けた具体的な行動を「6つのチャレンジ」として提案し、その行動の実践を広く国民の皆様によびかけて参ります。

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執筆者

Naomi Kanno