ジェームズ・キャメロン『アバター』 対決再び!

2月2日(火)[日本時間:2日(火)22:30〜]、第82回アカデミー賞の各部門ノミネート作品が発表され、ブロードメディア・スタジオ配給作品『ハート・ロッカー』が、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞の9部門にノミネートされ、『アバター』の9部門ノミネートと並び、最多ノミネートとなり、女性監督として史上初の最多ノミネートという快挙を成し遂げました。
女性監督が監督賞にノミネートされたのは、リナ・ウェルトミューラー(第49回 『セブン・ビューティーズ』)、ジェーン・カンピオン(第66回 『ピアノ・レッスン』)、ソフィア・コッポラ(第76回 『ロスト・イン・トランスレーション』)に続いて4人目となり、受賞した際は史上初の女性監督賞受賞、また、女性監督の作品賞・監督賞のダブルノミネートは、ジェーン・カンピオン(第66回 『ピアノ・レッスン』)、ソフィア・コッポラ(第76回 『ロスト・イン・トランスレーション』)に続いて3人目となります。

≪ 『ハート・ロッカー』ノミネート≫
作品賞:『ハート・ロッカー』
監督賞:キャスリン・ビグロー
主演男優賞:ジェレミー・レナー
脚本賞:マーク・ボール
撮影賞:バリー・アクロイド
編集賞:ボブ・ムラウスキー、クリス・イニス
作曲賞:マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
音響編集賞:ポール N.J.オットソン
録音賞:ポール N.J.オットソン、レイ・ベケット

『ハート・ロッカー』は戦場の知られざる真実をあぶり出す問題作。監督は、『K−19』以来、実に7年ぶりの長編映画に取り組んだキャスリン・ビグローが、脚本家兼ジャーナリストであるマーク・ボールが自らの取材を元に執筆したオリジナル脚本を映画化。二度の世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、そしてイラク戦争にまつわる幾つもの映画が作られてきたハリウッドの歴史上において、このジャンルに新たな視点をもたらす野心的作品と断言しうるセンセーショナルな戦場ドラマです。 主演には、ジェレミー・レナーが、ジェームズ二等軍曹を演じ、サンボーン軍曹をアンソニー・マッキー、エルドリッジ技術兵をブライアン・ジェラティが務め、さらに、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モース、ガイ・ピアースなど豪華実力派俳優が脇を固めております。

世界の主要映画賞80冠達成!

【主な受賞歴】 ※2月3日 時点
★ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(ブレイクスルー男優賞受賞)
★ワシントンDC映画批評家協会賞(監督賞受賞)
★サンフランシスコ映画批評家協会賞(作品賞・監督賞受賞)
★シカゴ映画批評家協会賞
(作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞・撮影賞受賞)
★LA映画批評家協会賞(作品賞・監督賞受賞)
★NY映画批評家協会賞(作品賞・監督賞受賞)
★全米映画批評家協会賞(作品賞・監督賞・主演男優賞受賞)
★シアトル国際映画祭(監督賞受賞)
★トロント映画批評家協会賞(監督賞受賞)
★ボストン映画批評家協会賞
(作品賞・監督賞・演技賞・撮影賞・編集賞受賞)
★サテライト賞(作品賞・監督賞・主演男優賞・編集賞受賞)
★ブロードキャスト映画批評家協会賞(作品賞・監督賞受賞)
★全米映画批評家協会賞(作品賞、監督賞、主演男優賞)
★全米製作者組合賞(作品賞)
★全米監督組合賞(監督賞)

3月6日(土)より、TOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47055

執筆者

Yasuhiro Togawa