☆ ゲストトークはそれぞれ13:00の回、上映後に行います

*5/30**(土) 中国の フォン・イェン監督 とウェブ中継トーク
*監督とビンアイさんの共同制作とも言えるこの映画の上映後、やっぱり話を聞きたいのはこの人。インターネットを通した映像と音声で北京と中継します。

*5/31**(日) 菊池信之さん(映画音響)×秋山珠子さん(字幕翻訳家/中央大学非常勤講師)
**菊池信之さん*『長江にいきる』の音響設計を担当し、この映画の公開を後押しする大きな力となってくれた方です。佐藤真監督、青山真治監督などと数多くの仕事をし、近作は『私は猫ストーカー』(鈴木卓爾監督・7月
4日公開)。菊池さんによる『長江にいきる』の製作裏話は、ブログでごらんください。
http://bingai.exblog.jp/

*秋山珠子さん* 山形国際ドキュメンタリー映画祭で中国語の通訳を15
年以上務め、中国インディペンデント・ドキュメンタリーの監督たちの活躍を間近で見守ってきました。王兵監督の『鉄西区』の第二部、『鳳鳴(フォンミン)—
中国の記憶』などを見事な日本語字幕に翻訳されています。

*6/3**(水) 最相葉月さん (ノンフィクションライター)
*著作に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『なんといふ空』『あのころの未来—星新一の預言—
』『東京大学応援部物語』『最相葉月のさいとび』『いのち生命科学に言葉はあるか』『星新一
一〇〇一話をつくった人』(講談社ノンフィクション賞)など。山形国際ドキュメンタリー映画祭に来てくださったこともありました。「自然を相手に、体を動かし、大地に根を張って生きてきた人は、哲学書など読まなくても人生の真髄に至り着くのかもしれない。」という素敵なコメントを寄せてくれました。

*6/5**(金) 大西暢夫さん (写真家/映画監督)
*日本最大のダムの底に沈む岐阜県徳山村に10年以上通い、ドキュメンタリー映画『水になった村』(第16
回地球環境映像祭最優秀賞)で、里山の暮らしとおばあちゃんたちの笑顔を記録しました。『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社/第八回日本絵本賞)『水になった村』のご本に続き、この
5月にビジュアル本『徳山村に生きる 季節の記憶』(農文協)が出版されます。
http://movies.polepoletimes.jp/mizu/

*6/6**(土) 森達也さん (映画監督/ドキュメンタリー作家)
*
オウム真理教の広報部長を主人公とするドキュメンタリー映画『A』や続編『A2』を作った監督です。著書に『放送禁止歌』『クォン・デ〜もう一人のラストエンペラー』『世界が完全に思考停止する前に』『職業欄はエスパー』『下山事件』『いのちの食べかた』『ドキュメンタリーは嘘をつく』『悪役レスラーは笑う』など多数。『長江にいきる』を見て触発され、早くドキュメンタリー映画に戻ってきてほしいです。
http://moriweb.web.fc2.com/mori_t/

*6/7**(日) 渡辺真起子さん (女優)
*主演作『M/OTHER』(諏訪敦彦監督・カンヌ映画祭国際批評家連盟賞)や『愛の予感』(小林政広監督・ロカルノ映画祭グランプリ他4
賞)、今年は『愛のむきだし』(園子温監督・ベルリン映画祭でW受賞)をはじめ、この方の姿を世界の国際映画祭で見ない年はありません。女優さんとしても素晴らしいのですが、素のお人柄が素敵なのでトークをお願いしました。小林政広監督『ワカラナイ』、是枝裕和監督作品の多くに参加する撮影監督の山崎裕氏の初監督作品『
TORSO』の公開を控えています。
http://www.watanabemakiko.com

*6/10**(水) 山根基世さん (LLP[ことばの杜]代表/元NHKアナウンサー)*
2007年にNHKを退職後、有限責任事業組合
ことばの杜を設立し、声のぬくもりを通した「ことばの喜び」を広める活動をされています。『長江にいきる』でビンアイさんがカメラに向かって自分の言葉で人生を語っていく、そんなところを山根さんがどう思われるか、ご感想をお聞きしたいと思っています。
http://www.kotobanomori.jp/

*6/12**(金) 河瀬直美さん (映画作家)
*
カンヌ映画祭史上最年少で新人監督賞を授与された『萌の朱雀』や同グランプリ受賞作『殯の森』、今年のカンヌでは功労賞授賞で高名な監督ですが、初期の自主映画『につつまれて』『かたつもり』から『杣人物語』(ニヨン映画祭特別賞)、『万華鏡』『きゃからばあ』『追臆のダンス』『垂乳女〜
Tarachime〜』(山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞)
など、ドキュメンタリーをコンスタントに作ってこられました。強い女性と言えばこの人、と私は思っているのでぜひビンアイについて語ってもらいたいと思います。
http://www.kawasenaomi.com/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47218

執筆者

Yasuhiro Togawa