日本中のサラリーマンが‘萌え’た
妖精マリアンヌ・フェイスフル
アラン・ドロンのヌードが話題になった1968年の映画『あの胸にもういちど』。しかし、観終えた人々の記憶に残ったのは、ドロンではなく、マリアンヌ・フェイスフルの気品あるファニー・フェイスと、豊満な裸身の美しさだった。
当時ミック・ジャガーと蜜月の時期にあったマリアンヌ。その生活はドラッグ漬けだったが、ロック好きには、いつになっても気になる存在だ。

マリアンヌ・フェイスフルが、38年ぶりに主演を務め、最大級の評価を得た映画「やわらかい手」の日本公開を記念して、この伝説のカルト映画、『あの胸にもういちど』のリバイバル上映が決定した。

監督:ジャック・カーディフ  出演:マリアンヌ・フェイスフル アラン・ドロン
1968年/イギリス・フランス/91分

12月1日〜7日 19:35
12月8日〜 「やわらかい手」公開期間中 週末限定(金・土・祝) 21:30

2007年、ベルリンを席巻した話題作
『やわらかい手』
2007年2月、ベルリン映画祭。 映画「やわらかい手」の上映会場は、言いようの無い熱気に満ちていた。そして上映が始まって15分、世界各国のバイヤーによる権利争奪戦が始まり、上映が終了する頃にはすでに42ものエリアへ売れていた。
本作の最大のサプライズは、1960年代のポップ・アイコン、マリアンヌ・フェイスフルの華々しい復活だった。ミック・ジャガーの恋人 ブロンドの天使は、重度のドラッグ中毒、路上生活等のどん底の生活を経て、「やわらかい手」の中で、“命”を体現し、その存在感は人々を感動の渦に巻き込んだ。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=46349