宮崎駿作品「ハウルの動く城」以来の快挙!
世界が認めた日本アニメ映画!
今 敏(監督)×筒井康隆(原作)×マッドハウス(制作)

今年、8月30日から9月9日までイタリアのヴェニスで開催される世界3大映画祭のうちの一つヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に、日本のアニメーション映画としては、2004年・第61回ヴェネチア国際映画祭に出品された宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」以来2度目となる アニメ映画「パプリカ」が出品されることが決定した!

「パプリカ」は、ドリームワークスが世界配給権を取得したことで話題となった「千年女優」や「東京ゴッドファーザーズ」(世界配給決定)でその名を世界に知らしめた 日本を代表するアニメ監督、今 敏(こん・さとし)が 文学界の巨匠・筒井康隆と手を組み、1993年に出版されたSF小説の傑作「パプリカ」をアニメ映画化したサスペンス。(本作も作品が出来上がる前にすでに世界配給が決定!) 他人の夢に入り込み 無意識の世界をモニターすることで治療を行う画期的な装置”DCミニ”が、ある日何者かによって盗まれる。次々と意識に進入し、夢を犯していく”夢のテロリスト”に立ち向かうべく ”夢探偵パプリカ”が悪夢の中に入っていく。何者かによって操作された夢と現実世界が交差した時、物語は 今までのイマジネーションを覆す精神世界に突入し、驚くべき結末を迎える——。

ヴェネチア国際映画祭といえば、1997年(第54回)に 北野武監督の「HANA−BI」がグランプリ・金獅子賞を獲得して話題となったが、過去には黒澤明監督の「羅生門」や「無法松の一生」が金獅子賞を受賞するなど、日本映画と非常につながりが深い。日本アニメとしては初めてコンペ出品された「ハウルの動く城」も オゼッラ賞(技術貢献賞)に輝いているだけに、今回の「パプリカ」にも期待がかかる。(本年度の審査委員長は 名女優カトリーヌ・ドヌーヴ 各賞の発表、授賞式は9月9日予定。)

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