沖縄を舞台に描くジャンルを超えた新世代の青春映画『イツカ波ノ彼方ニ』の初日舞台挨拶が決定しました。

日時:10月29日(土)
1回目舞台挨拶:13:50〜の1回目上映後
2回目舞台挨拶:15:50〜の2回目上映前
場所: 渋谷シネ・ラ・セット
予定ゲスト:丹野雅仁監督、 平岡祐太 、加籐ローサ

監督には、『殺し屋1』の主人公・イチの高校時代を描いた『1−イチ−』(原作:山本英夫)で2003年に鮮烈にデビューを果たした丹野雅仁。第2作、塚本高史主演作『カミナリ走ル夏』では、現代社会を生きる若者の苛立ちと衝動を、疾走感溢れるスタイリッシュな映像と音楽、リアルなセリフで、ノスタルジーではない新時代の青春映画として描き切った。本作では、夢を追い地元で地道に働く青年と都会に憧れ夢破れた刹那的に生きる青年という、対称的な二人の若者を中心に据え、現代の若者を沖縄の風光と文化の中に描いていく。『カミナリ走ル夏』に続き、その映像センスには、さらに磨きがかかっている。
主演には『スウィングガールズ』で日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど、次世代の日本映画界を担う注目の平岡祐太。『スウィングガールズ』とは180度異なる刹那的に生きる若者を演じ、役者として新たな一面を見せた。また、ゼクシィのCMで注目され、今年『tokyo tower』で映画初出演を果たした加藤ローサが、心に傷を負いながらも、明るく自由奔放に振舞うニ面性を持ち合わせた難しい役に挑戦。また、『殺し屋1』『ヴァイブレータ』『深呼吸の必要』などで幅広い役柄をこなす大森南朋が、『1−イチ−』で組んだ丹野監督の期待に応え、若手俳優の中で存在感のある演技を見せている。