☆★☆ 小津安二郎生誕100年記念 ☆★☆ 
  侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品

          こーひーじこう
         「 珈 琲 時 光 」

本年度ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門
      正式出品決定のお知らせ

昨年の小津安二郎監督生誕100年を記念して台湾の巨匠・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督がオマージュを捧げて製作しました「珈琲時光」(9月、テアトルタイムズスクエア他にてロードショー)が、この度、9月1日(水)から11日(土)まで開催される第61回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることになりました。
侯監督にとっては、89年に「悲情城市」で金獅子賞を受賞して以来、15年ぶりのヴェネチア映画祭出品となります。また、主演の一青窈は、これが映画初出演にして、初の海外映画祭への参加、共演の浅野忠信は、昨年のヴェネチア国際映画祭でコントロコレンテ部門主演男優賞を受賞しております。
尚、映画祭には、一青窈、浅野忠信、侯孝賢監督が参加する予定です。
下欄に侯孝賢監督と一青窈のコメント、侯孝賢のこれまでの海外映画祭出品・受賞歴を記載しております。

<侯孝賢監督コメント>
ヴェネチア映画祭は、1989年に「悲情城市」で参加して以来です。15年もの月日が流
れたのですね。ヴェネチアの街がどんなふうに変わったのか、見てみたいと思います

<一青窈コメント>
初めて出演した映画がヴェネチア映画祭に出品されることを聞き、まだ何だか実感が
湧かないというのが正直な感想です。
でも、とても栄誉ある映画祭だということを聞き、そんな場にいられるなんてとても
光栄で幸せなことだと思います。
この「珈琲時光」は、他の国の人からみても、心落ち着かせる場所のように、気持ち
良い時間に浸れると思います。映画祭では、賞のことを気にするより、そこにいるこ
とを楽しもうと思います。

<侯孝賢監督作品 映画祭出品・受賞歴>
1983年「風櫃の少年」(ナント三大陸映画祭グランプリ)
1984年「冬冬の夏休み」(ナント三大陸映画祭グランプリ)
1986年「童年往事 —時の流れ—」(ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞)
1987年「恋恋風塵」(ナント三大陸映画祭撮影賞・編集賞)
1987年「ナイルの娘」(カンヌ国際映画祭監督週間出品)
1989年「悲情城市」(ヴェネチア国際映画祭金獅子賞)
1993年「戯夢人生」(カンヌ国際映画祭審査員賞)
1995年「好男好女」(カンヌ国際映画祭コンペ部門出品)
1996年「憂鬱な楽園」(カンヌ国際映画祭コンペ部門出品)
1998年「フラワーズ・オブ・シャンハイ」(カンヌ国際映画祭コンペ部門出品)
2001年「ミレニアム・マンボ」(カンヌ国際映画祭高等技術院賞)

9月、テアトルタイムズスクエアほかにてロードショー

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