混迷をきわめる日本映画界の中で、健闘しながらも諸々の理由からその存在を過小評価された作品に、現役プロデューサー、脚本家、ジャーナリスト等日本映画の最前線で闘うプロフェッショナルたちが選考を行う、日本における最強にして最過激な映画賞日本映画プロフェッショナル大賞も早くも11回目。その選考結果がこの程発表された。

「第11回日本映画プロフェッショナル大賞」

第1位『殺し屋1』(三池崇史監督・浅野忠信主演)
第2位『EUREKA』(青山真治監督・役所広司主演)
第3位『回路』(黒沢清監督・加藤晴彦主演)
第4位『リリィ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督・市原隼人主演)
第5位『風花』(相米慎二監督・浅野忠信主演)
第6位『ピストル・オペラ』(鈴木清順監督・江角マキコ主演)
第7位『非・バランス』(富樫森監督・派谷恵美主演)
第8位『ウォーターボーイズ』(矢口史靖監督・妻夫木聡主演)
第9位『ビジターQ』(三池崇史監督・遠藤憲一主演)
第10位『トーキョー×エロティカ 痺れる快楽』(瀬々敬久監督・佐々木ユメカ主演)
第10位『忘れられぬ人々』(篠崎誠監督・三橋達也主演)

作品賞:『殺し屋1』(製作:オメガ・プロジェクト、オメガ・ミコット)
主演女優賞:麻生久美子(『回路』『贅沢な骨』『0cm4』他)
主演女優賞:寺島進(『空の穴』『みすゞ』他)
新人奨励賞:宮崎あおい(『EUREKA』)
監督賞:三池崇史(『殺し屋1』、『ビジターQ』他)
新人監督賞:富樫森(『非・バランス』)
特別賞:妻夫木聡&ボーイズ

【授賞式】
日時:4月6日(土) 17:00〜22:05(予定)
場所:新文芸坐(JR池袋駅東口、徒歩3分 tel 03-3971-9422)
料金:当日2000円、前売り1800円(新文芸坐、チケットぴあで発売)
授賞参加者:麻生久美子、寺島進、三池崇史、富樫森
      宮崎あおい、妻夫木聡&ボーイズ(一部予定)
上映作品:『殺し屋1』
     『トーキョー×エロティカ 痺れる快楽』

“新文芸坐・日プロ大賞共同企画 気になる(アイツラ)日本映画たち2001”

4月6日〜19日まで、新文芸坐で2本立て日替わり上映!!
《上映作品》
『日本の黒い夏 冤罪』『赤い橋の下のぬるい水』『PARTY7』
『けものがれ、俺らと猿と』『少女』『ターン』『カルテット』
『風花』『アンチェイン』『贅沢な骨』『連弾』
『みんなのいえ』『Love Song』『ココニイルコト』
『非・バランス』『回路』『降霊』…
上映作品、スケジュールの詳細は新文芸坐(tel 03-3971-9422)まで

□日プロ大賞公式HP
 http://www.filmcity.co.jp/fc/n/npro/11th.htm
□新文芸坐オフィシャルサイト
 http://www.shin-bungeiza.com/