◎第51回ベルリン国際映画祭のキンダーフィルムフェストで
『NAGISA-なぎさ-』が日本映画初のグランプリ受賞の快挙!

第51回ベルリン国際映画祭(2/7〜2/18)に正式招待上映されていた小沼勝
監督作品『NAGISA-なぎさ-』(製作・配給=フィルム・シティ/原作=村上もとか/
主演=松田まどか)が、最終日の2月18日(日)16:00(現地時間)、ツォー・パラストに
おける表彰式にて、最優秀作品に送られる”PRIZE OF THE DEUTSCHES
KINDERHILFSWERK” Grand Prix(ドイツ子供映画グランプリ)を受賞しました。
http://www.filmcity.co.jp/theater/0210_berlin.htm

『NAGISA-なぎさ-』が招待された部門、キンダーフィルムフェストは少年少女を
対象としたベルリン映画祭の主要部門の一つで、日本映画の出品作としては初のグラ
ンプリ作品となります。候補作200本から27本に絞られ、最終的に14本の上映作品と
して選ばれた上に、最優秀作品賞を射止めた小沼勝監督は、2000人の観客の前に立ち
「長い間監督をしてきたが、このような大きな賞をもらうのは初めて」と非常に感激
した面持ちで挨拶しました。なお、同部門は11名のキンダー・ジュリー(子供審査
員)が選ぶクリスタル・ベアー賞もありますが、『NAGISA』の受賞は大人5名の国際
審査員が選ぶ大賞の方で15000ドイツマルクの賞金付き。
選評⇒ http://www.filmcity.co.jp/theater/kinder/japanese.htm

同作品は、60年代の湘南・江の島を舞台に少女のひと夏の経験を描いたもの。岐阜県
出身の新星・松田まどかが、ヒロイン役を瑞々しく演じて2000年度のキネマ旬報ベス
ト・テン新人女優賞、報知映画賞の最優秀新人賞を受賞。小沼監督もヨコハマ映画祭
特別大賞を受賞しています。『NAGISA』は3月16日までキノシタホールで絶賛上映
中。
3月17日(土)からは名古屋シネマテークで、小沼自身が出演したドキュメンタリー
『サディスティック&マゾヒスティック』(中田秀夫監督)とロマンポルノのリバイ
バル上映が行なわれるなど、当分この”小沼勝ブーム”は続きそうです。

【問合せ】
2/17(土)〜3/16(金) 『NAGISA-なぎさ-』ロードショー
キノシタホール(Tel.052-733-8538)
名古屋市千種区内山1-18-10 音楽会館1F
地下鉄東山線・桜通線 今池駅下車 1番出口北へ徒歩2分【座席数100】
キノシタホールHP http://www.d1.dion.ne.jp/~kinotu/r-2.html

3/17(土)〜3/30(金) 『サディスティック&マゾヒスティック』
&ロマンポルノ傑作選
名古屋シネマテーク(Tel.052-733-3959)
名古屋市千種区今池1-6-13今池スタービル2F【座席数40】
名古屋シネマテークHP  http://www.spice.or.jp/~cineaste/

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フィルム・シティ
E-mail:info@filmcity.co.jp
URL:http://www.filmcity.co.jp/

□速報記事
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=1164